断酒の経緯②
今日で断酒9日目となりました。今んとこ順調に継続してます。
炭酸水ばっかり飲んでやや身体を騙してますけどw
前回の記事に続き、今日は断酒の経緯②です。
20代中盤以降、より飲み方というか、、酔い方が酷くなりました。
以前から飲み過ぎて記憶を無くすのは多々ありましたが、大抵目が覚めると自宅のベッドの上でした。
ただ、この頃から目が覚めると全く知らない駅とか土地にいる、カバンとか腕時計を無くすとかが頻繁におこり、記憶がないだけでなく、泥酔してる間の行動自体に問題が出てきました。
その度に「次は節酒して泥酔しないようにしよう」とか思うんですが、一杯飲むと制御できず、泥酔するまで飲んでは失敗を繰り返し。。
30代になり、それはより酷くなりました。
引き続き記憶を無くすのは当たり前なんですが、帰り道に転んだらしく、朝起きたら怪我してたり、そのせいで会社休んだり。
はたまた友人と飲んだ後、1人でさらに別の店に行ったようで目が覚めるとかなりの金額のレシートが。
こういうことを何度もしてしまい、且つ自宅でも仕事から帰ってきたら毎日1人飲みで泥酔。
風邪をひいても、前日飲み過ぎていても必ず毎日飲んでました。
正直、そんな自分に嫌気がさしてたのは事実ですが、ストレス溜めやすい性格だから仕方ないとかオンオフを切り分けてるんだとか、お酒を飲むために自分に対して言い訳をしてるような状態でした。
そんな中、断酒を決意する出来事が起きました。
ほんのささいな事です。
たまたま仕事が忙しく、夜帰宅するのが遅くなる日が続き、ヘトヘトになり金曜日を向かえました。(もちろん帰宅後は毎日飲んでましたが)
ただ、その金曜日は比較的早く会社を出ることができたので、その週の鬱憤を晴らそうとお酒を好きなだけ飲むか、それともちょうど好きなシリーズの映画がやってたので映画を観に行こうか迷い、映画を観に行くことを決断。
ちゃんと観たかったのでノンアルコールでレイトショーを楽しみました。
その帰り道です。時間は23時くらい。
週末のその時間なので、いつもの自分なら泥酔してるか、泥酔してはいないものの飲み屋か家で酔っているかのいずれかです。
ただ、その日はいつもと違いノンアルコールだったので、自分の頭の中は珍しくクリア。
すでに、23時を過ぎてたので当然空は暗く、真夜中なはずなのに、何故か周りが明るく見えました。
というか、建物や人を含めた街の風景が鮮明に、ものすごくクリアに見えました。
その瞬間、「世の中ってこんなに明るかったっけ」と不思議な気持ちになり、今まで自分が酔いと引き換えに時間を無駄にしてたことを痛感し、断酒を決意。
そして今に至ります。
約14年間、毎日飲んで、泥酔、失敗もしてきましたが、そんなささいな事で断酒を決意したのでした。